最近、いろいろなところで目にする占い。
ついつい頼ってみたくなることがありますよね。
この記事では、どんな時に人は占いに頼りたくなるのかを解説していきたいと思います。
元占い依存の心理カウンセラーである私が解説します!
占いに頼りたくなる心理3つ
占いに頼りたくなる心理を3つご紹介します。
- 自分ではどうしようもない
- 背中を押してほしい
- 話を聴いてほしい
順に解説しますね。
占いに頼りたくなる心理1:自分ではどうしようもない
自分ではどうしようもない状況で、占いを利用したくなることが多いようです。
例えば、
- パートナーから別れを告げられた
- 親から結婚や就職を反対されている
- 会社の上司とソリが合わない
など、人間関係で悩んでいる方は、相手の気持ちを自分ではどうしようもできないため、占ってもらうことが多いのではないでしょうか。
自分では相手の気持ちをどうすることもできないというのはわかっている。
だけど、それでもどうにかしたい!!
と思う強い気持ちで占いを利用するケースが多いようです。
占いに頼りたくなる心理2:背中を押してほしい
自分では何がしたいかわかっているけど、一歩踏み出す勇気がない。
または占って「許可(お墨付き)」をもらうことで安心したい方はこのパターンです。
例えば
- 会社を辞めても良いか
- 不倫を続けても良いか
- 気になる男性が二人、どちらと付き合えば良いか
おそらく、相談する時には何となく自分のなかで答えは決まっています。
占いに頼りたくなる心理3:話を聴いてほしい
ただ話を聞いてほしいというニーズを満たすために占いを利用する方も多いようです。
これは自分で自覚していない方もいるでしょう。
深く悩んでいるけど、まわりの人に相談するのが苦手な人は、占い師さんに話を聞いてもらうだけでいつの間にか癒されますよね。
この場合、占いの結果はどうでもよく、実際に結果を覚えていない方も多いのではないでしょうか?
(私も身に覚えがあります笑)
占いと同じかそれ以上に効果がある方法とは?
今まで占いを頼りたくなる心理についてお話してきました。
復習しましょう。
- 自分ではどうしようもないと思っている
- 背中を押してほしい
- 話を聴いてほしい
実はこのニーズにぴったりの方法が占い以外にもあるのです。
それは、カウンセリングです!!
お気づきだった方もいらっしゃるかもしれませんが、それはカウンセリングです。
カウンセリングでは占いと同程度かそれ以上に上記の問題を解決にみちびくことができます。
そうは言っても
カウンセリング、なんだかつまらなそう・・・
占いジプシーさんならそう言うでしょう。
占いは楽しいことを知っているからですね。
ですが、占いには「納得感」が少ないのです。
人は自分の行動に納得することで幸せを感じます。
一方で、カウンセリングには納得感があります。
納得するので行動が変わり、問題が解決するのです。
では次からカウンセリングで相談した時と占いで相談した時を比較してみましょう。
占いとカウンセリングの比較
占いに頼りたくなるとき3つの心理をお話ししてきました。
その悩みがカウンセリングだとどうなるのか、占いと比較してみたいと思います。
心理1:自分ではどうしようもないと思っている
自分では相手の気持ちをどうすることもできないというのはわかっている。
だけど、それでもどうにかしたい!!という強い気持ちがある時。
そんな時に占いやカウンセリングを受けるとどうなるでしょうか?
相手の気持ちを予想しますが、あくまで占いなので外れることもあります。
相手の気持ちをどうにかしたい、という自分の気持ちはどこから来るのか一緒に考えます。
そして相手はどう思っているのか、あなたが想像し、カウンセリングが第三者の目としてお手伝いします。
さらに、あなたが悩んでいる原因をつきとめて、根本的な解決策を考えます。
相手の気持ちを占いで決めることは結構難しいと思います。
当たりも外れも分からないからです。
そしてどんな優秀な占い師だったとしても、絶対に当たるということはあり得ないのです。
一方カウンセリングは、分からないなりにあなたの中にある情報を使って、その人の気持ちを想像していきます。
なぜなら相手のことを一番知っているのは占い師でもカウンセラーでもなく、あなた自身だからです。
また、重要なのは、カウンセリングではあなたがどうして人の気持ちを知りたいのか、根本の悩みはどこにあるのかを調べ、
根本的な悩み解決につながるように支援していきます。
心理2:背中を押してほしい
自分の中では何となく答えが決まっている、
だけど少し心配なことがある・・・
そんな時に占いやカウンセリングではどうなるのでしょうか?
望んだ結果になると勇気がもらえます。
一方、望まない結果だった場合、望む結果になるまで何度も同じことを占ってもらう「占いジプシー」になるかもしれません。
自分の中にすでにある答えを改めて確認します。
また、答えが出ているのに心配になるのはなぜかを考えます。
こちらは例をご紹介しますね。
彼氏と結婚するべきか、占った場合とカウンセリングした場合を比較してみましょう
【占い結果】
彼氏と相談者は結婚についてまだ本気ではない。前に進むために彼氏に確認してみよう。
【カウンセリング結果】
本音では彼氏と結婚したいが、親に彼氏を紹介して何か言われるのが嫌だったという気持ちに気づき、親が本当に彼氏を認めないのか、考えてみることになりました。
動画で見た方が分かりやすいので、詳しく知りたい方はぜひ以下から見てみてくださいね。
>>水無月あいのYoutubeで「彼氏と結婚するべきか占ってみた・・・からのカウンセリングしてみた」を見てみる
心理3:話を聴いてほしい
すごく苦しい思いをして、深く悩んでいる。
だけど、知人には相談したくない・・・。
誰でも良いから第三者に話を聴いてほしい!
誰でも、人に言えないけど悩んでいることってありますよね。
そんな時、占いやカウンセリングを受けるとどうなるでしょうか?
占いでは、話を聞くのはあくまで占うため。傾聴技術を学んでいる方は少ないのではないかと思われます。
それよりも占った結果やアドバイスを伝えることがメインとなります。
傾聴の技術を学んでいる方がほとんどです。受容し共感しますが、基本的にアドバイスはしません。
人のアドバイスはいらない、ただ、気持ちを受け止めてほしい。
そんな風に思う方はカウンセリングがおすすめです。
まとめ
占いを頼りたくなる心理3つについて解説してきました。
- 自分ではどうしようもない
- 背中を押してほしい
- 話を聴いてほしい
占いは勇気をもらえたり、癒されたりしますが、
カウンセリングも占いと同様、またはそれ以上に、上記のような悩みを解決することができる、
とっても有効な方法なんですよ。
もし占いに疲れてしまったら、ぜひカウンセリングも検討してみてくださいね。
最後に
私は、自身が占い依存になり、それを克服した経験があります。
オンラインで占いをやめたくてもやめられない方のためのカウンセリングを行っています。
目標は、占いをやめることではなく、占い結果に振り回される状態から、自分で決めることができるようになることです。
カウンセリングに興味がある方は以下のページをのぞいてみてください。
また、占い依存になってしまう心理をこちらの記事で解説しました。
合わせてご覧ください。